TAKEMOTO | 竹本油脂

農薬用化学品 chemicals for agriculture

技術で支える。
現在、そして未来の「食」と「農」への信頼感。

世界の農作物の安定供給を支える農薬の、安全かつ効率的な散布を実現。
これまでにない技術により、安全・環境・省力化というキーワードで、お客様のニーズに応える製品開発に取り組んでいます。

食の安全・安心・安定を願って これまでにない農薬技術を。

農作物の安定供給を可能にし、豊かな食生活を実現するために、農業の省力化を促進する農薬。その安全かつ効率的な散布にも、界面活性剤の技術が活かされています。田畑の害虫駆除、雑草防除に必要な農薬成分は、実は極めて少量です。しかし、少量の農薬成分をそのまま田畑全体に撒くことはできません。通常は水などの溶媒で希釈して散布しますが、農薬成分は水に溶けにくく、均一な散布液の調製は簡単ではありません。これまで培った界面制御技術により開発された界面活性剤は、農薬成分の水への均一な乳化・分散を実現し、誰もが安心して行える安全、効率的な散布を可能にしています。世界的な人口増加により、作物の安定供給が急務の時代、農薬は必要不可欠な技術です。安全性や環境に配慮しつつ、散布労力を軽減できる技術開発の重要性は増しています。安全・環境・省力化をキーワードに、「食」と「農」を支えるべく新技術を提案し、グローバルな開発を目指します。

スペシャリティケミカルが変えていく

最先端技術への挑戦

溶出制御剤

界面活性剤の親水性と疎水性のバランスを調整することにより、有効成分の溶出を制御。

水面拡展剤

ジャンボ剤に配合。投げ入れるだけで薬効成分が自ら水面を拡散し、散布労力を軽減。

食料増産への貢献

水系分散剤

安全性の高い水系農薬用の分散剤。水中における有効成分の分散性を向上させ、長期安定保管を実現。

機能性展着剤

農薬の効力を最大限発揮する様設計した界面活性剤。
薬効の増強が可能。

乳剤用乳化剤

世界各国の気候や水質に合わせて様々な有効成分の乳化性を最適化。

左:乳化剤未使用
右:乳化剤使用

一粒の農薬効果を最大化する溶出制御剤

農業従事者と消費者の安全と安心をテーマに、苗の生育段階に合わせて農薬の薬効コントロールを可能にする溶出制御剤を開発。高度に設計された界面活性剤や、特殊な樹脂を配合することで、散布時期と場所に合わせた農薬の溶出促進と抑制を可能にしました。この技術により、農薬の軽量化・散布労力の軽減を実現し、農業の省力化に貢献しています。